◆第6回公演 Like A Liar Concerto
作・演出/近江木の実
2009年11月3日(火・祝)クリエート浜松ホールにて上演
昼夜2回公演
(はままつ演劇・人形劇フェスティバル2009参加公演)
公演報告
◆第5回公演 フラ・レター 〜前略・星野の王子さま〜
作・演出/近江木の実
2009年6月13日(土)、14日(日)劇団からっかぜアトリエにて上演
2回公演
公演報告
◆特別公演 半神
原作・萩尾望都 脚本・野田秀樹 演出・近江木の実
2008年12月7日(日)クリエート浜松2Fホールにて上演
昼夜2回公演
(はままつ演劇・人形劇フェスティバル2008参加公演)
公演を終えて…
Mプラネット初めての野田作品への挑戦。躍動的で面白い半面、難解な部分も持ち合わせた作品だったが、
若い役者たちと経験ある助っ人たち、新旧おりまぜての演技陣が、演出に応える形で作品世界を支え切った。
大がかりなセット(トランプパネル)、鮮やかな衣装、細部まで凝った小道具などスタッフの力も終結された舞台となった。
ただ会場入りしてからの余裕がなく、転換や照明など不十分なままやむを得ず本番という実情ではあったが、何とか難局を乗り切った。
役者たちの演技も高い評価を得た。さらなる課題を掲げて面白いお芝居を創っていきたい。
集客は昼夜合わせて200人に届く。
なお本作品において劇団は演劇フェスティバルの「やらまいか」賞をいただいた。
写真提供:布施佑一郎さん
◆番外公演 謎謎
作・演出 近江木の実 2008年4月6日(日)ギャラリー蔵にて上演 2回公演(完全ダブルキャスト)
4月19日(土)カフェ心木地にて上演 2回公演(完全ダブルキャスト)
4月27日(日)劇団からっかぜアトリエにて上演 2回公演(完全ダブルキャスト)
公演を終えて…
●番外公演「謎謎」初日、ツインギャラリー蔵での上演。
限定15席の会場、AB両バージョンとも定員をオーバーし急きょ座席をふやした(最後列のお客様、見にくくて申し訳ありませんでした)。
蔵さんでお芝居が上演されるのは今回が初めてのことだったが、見事、小さな劇場に早変わり。素敵な場所と思って下さった方も多かった。
内容自体もまずまずの評判を頂いた。プレイアクロス、好スタートを切った。
●カフェ心木地での上演。
最初の開演が18時ということで外光が残る時間のスタート、道路沿いで車の音もひっきりなしという条件の中、役者スタッフみな健闘した。
当日昼の会場入りで照明の準備が十分できなかったのが残念といえば残念だった。
この公演、袖を作らず、代わりに客席を囲むように三方に椅子に置き、役者が場転ごとに時計回りに移動して(客席の中を通って回る)出番を待つ演出とした。
人物のつながりがよりくっきり見える形になったかと思う。
客席は座布団を並べ、桟敷観劇と同様の形となったが、キャパと空間のバランスがもう少しうまくいくとよかったかもしれない。
芝居の内容に関してはおおむね好評だった。
●最後、からっかぜアトリエでの上演。
ここはいつも使っているところだが、客席を上下(かみしも)前へ出す(コの字型に近い)形にして演技エリアを狭めた。
仕込みに数日あてられたので、照明も通常通り入れ、簡単なセットも作った。
今回リレー形式の場転を会場ごとに変えたが、からっかぜでは可動パネルを使って役者をチェンジさせた。
また、舞台奥に天国を象徴させる十字架を立て、さらに振り落としを使い、その背景に魂の比喩でもある蝶をラストシーンで配した。
演出も多少顔を出させてもらった感じである(ただし可動ものは練習が大変!)。
アンケートの役者評もよかったように思う。3回本番があり、練習の積み重ねができたのが大きいだろう。
なおABバージョン合わせて80人近くの集客は予想以上、3会場全6ステージで目標の数に近づくことができた。
公演を終えて…
座席数に限りがあるため3ステージとなった第2回公演。どの回も40人ほどの入場があり、合わせて120名くらいの動員となった。
会場が市街からはずれたところにあったせいかもしれないが客の入りがもう少しあるとよかった。
作品の評判はおおむねよく、サスペンスタッチのドラマを楽しく見ていただけたようだ。
アミダ状の可動式パネルを装置にしたが、話の舞台となった「アミダ坂」にふさわしいセットだった。
3人の少年役を演じた女優陣、女占い師細本カズコを演じた見野など、男女入れ替わるキャスティングも功を奏したと思われる。
劇中メイド姿で登場した大石麻世、はたしてファンがついたのか、去ったのか・・。
合わせて約150人を動員。好スタートを切った。舞台もおおむね好評。
「人にものが言えないタイプ」アリヤ役で初舞台を踏んだ桜井定生が鮮烈デビューを果たした。
◆第3回公演 伝説・くるみ割り人間
作・演出 近江木の実 2006年11月19日(日)メイワンエアロホールにて上演
昼夜2回公演
(はままつ演劇・人形劇フェスティバル2006参加公演)