公演記録

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◆第6回公演 Like A Liar Concerto

作・演出/近江木の実
2009年11月3日(火・祝)クリエート浜松ホールにて上演

                           昼夜2回公演
                        (はままつ演劇・人形劇フェスティバル2009参加公演)
                        

公演報告

Mプラ第6回公演、無事終了しました。ご来場下さった皆様ありがとうございました。 今回の演目は喜劇。どのくらい笑ってもらえるか不安な幕開けではありましたが、後半に行くにつれ、笑いも大きくなり面目を保つことができました。 休憩をはさみ、中にピアノ演奏(演技)まで入れ込んだ2時間以上の舞台、長さいとわぬ楽しい時間を過ごしていただけたかと思います。 昼の部のあとアフタートークも実施。浜松百撰の下位さんをゲストにいろいろなお話をうかがうことができました。 お芝居ではウソつきばかりが集まったピアノコンクールでしたが、実際のピアコンはもちろん全然違います。 ぜひ浜松のピアノコンクールにもお出かけ下さい。芸術の秋です。皆様のおそばに音楽を。そして演劇を。                               
*STAGE REPLAY(途中までで、1幕の終わりまでです。写真はありません)

中田亮インタビュー♪(公演前特別企画)
新人2人、大いに語る!(公演前特別企画)
復帰対談!−帰ってきたアクトレス−(公演前特別企画)
*お客様の声(アンケートより)
*アンケート結果報告
なお本作品にて劇団は演劇フェスティバルの「やらまいか」賞を受けました。

◆第5回公演 フラ・レター 〜前略・星野の王子さま〜

作・演出/近江木の実
2009年6月13日(土)、14日(日)劇団からっかぜアトリエにて上演

                                    2回公演
                        

公演報告

公演終了致しました。ご観劇下さった皆様ありがとうございました。こちらの手際の悪さで、開場開演の時間が遅れてしまった点、来場者増で座席不足になってしまった点など、まずはお詫び申し上げたく存じます。申し訳ありませんでした。次回改善を心がけたく思います。お芝居の内容に関しては、アンケートでは予想以上の好評価、うれしい限りです。役者の凡ミスが連発した部分もあり、恥ずかしいところが多かったのですが、それを補うに足るものがあったということでしょうか。時系列でサスペンス調のストーリー展開、想像力というテーマを設け、過去に接点のある人物の命運を描いてみました。「星の王子さま」の引用をしたり古語を散りばめたり(「フラ・レター」は愛惜の表現として袖を「振られた」という意味と手紙の意味をかけました)、隠し味もそれなりにきいていたかと思います。可動パネルの回転棚や爆風を起こしてみるなどの新しい演出も試みてみました。いろいろな側面から楽しんでもらえたのではないかと思います。また一方で演技上の問題、テクニカル上の問題など及ばない面も多々ありました。次の舞台ではさらなる向上と発展をめざす考えです。今後もご声援のほどよろしくお願い申し上げます。このたびは皆様本当にありがとうございました。             近江木の実
*STAGE REPLAY(写真提供:浜浜さん)

シリーズ「復活」第1弾 舘香緒里、主役復活!
シリーズ「復活」第2弾 あべさだお復活!
シリーズ「復活」第3弾 幻の名優、「うに丸」復活!

◆特別公演 半神

原作・萩尾望都  脚本・野田秀樹  演出・近江木の実
2008年12月7日(日)クリエート浜松2Fホールにて上演

                        昼夜2回公演
                        (はままつ演劇・人形劇フェスティバル2008参加公演)

公演を終えて…
    Mプラネット初めての野田作品への挑戦。躍動的で面白い半面、難解な部分も持ち合わせた作品だったが、
     若い役者たちと経験ある助っ人たち、新旧おりまぜての演技陣が、演出に応える形で作品世界を支え切った。
     大がかりなセット(トランプパネル)、鮮やかな衣装、細部まで凝った小道具などスタッフの力も終結された舞台となった。
     ただ会場入りしてからの余裕がなく、転換や照明など不十分なままやむを得ず本番という実情ではあったが、何とか難局を乗り切った。
     役者たちの演技も高い評価を得た。さらなる課題を掲げて面白いお芝居を創っていきたい。
     集客は昼夜合わせて200人に届く。
     なお本作品において劇団は演劇フェスティバルの「やらまいか」賞をいただいた。

*主演シュラ役・河合佑美(公演前インタビュー)
*近江木の実×内山昌良×大桑千佳(公演前座談会)
*近江木の実×マリア役・鈴木ちさと(公演前対談)
*STAGY REPLAY

写真提供:布施佑一郎さん

*公演を終えて(団員・客演者の声)
*劇評(フェスティバル審査員より)
*お客様の声(アンケートより)

◆番外公演 謎謎

作・演出 近江木の実  2008年4月6日(日)ギャラリー蔵にて上演    2回公演(完全ダブルキャスト)
                      4月19日(土)カフェ心木地にて上演    2回公演(完全ダブルキャスト)
                      4月27日(日)劇団からっかぜアトリエにて上演   2回公演(完全ダブルキャスト)

*STAGY REPLAY
写真提供:布施佑一郎さん・アトリエPapa
*近江木の実×鈴木ちさと(公演前放談)
*お客様の声(公演後アンケートより)

公演を終えて…
    ●番外公演「謎謎」初日、ツインギャラリー蔵での上演。

       限定15席の会場、AB両バージョンとも定員をオーバーし急きょ座席をふやした(最後列のお客様、見にくくて申し訳ありませんでした)。
    蔵さんでお芝居が上演されるのは今回が初めてのことだったが、見事、小さな劇場に早変わり。素敵な場所と思って下さった方も多かった。
    内容自体もまずまずの評判を頂いた。プレイアクロス、好スタートを切った。

     ●カフェ心木地での上演。
    最初の開演が
18時ということで外光が残る時間のスタート、道路沿いで車の音もひっきりなしという条件の中、役者スタッフみな健闘した。
    当日昼の会場入りで照明の準備が十分できなかったのが残念といえば残念だった。
    この公演、袖を作らず、代わりに客席を囲むように三方に椅子に置き、役者が場転ごとに時計回りに移動して(客席の中を通って回る)出番を待つ演出とした。
    人物のつながりがよりくっきり見える形になったかと思う。
    客席は座布団を並べ、桟敷観劇と同様の形となったが、キャパと空間のバランスがもう少しうまくいくとよかったかもしれない。
    芝居の内容に関してはおおむね好評だった。

     ●最後、からっかぜアトリエでの上演。
    ここはいつも使っているところだが、客席を上下(かみしも)前へ出す(コの字型に近い)形にして演技エリアを狭めた。
    仕込みに数日あてられたので、照明も通常通り入れ、簡単なセットも作った。
    今回リレー形式の場転を会場ごとに変えたが、からっかぜでは可動パネルを使って役者をチェンジさせた。
    また、舞台奥に天国を象徴させる十字架を立て、さらに振り落としを使い、その背景に魂の比喩でもある蝶をラストシーンで配した。
    演出も多少顔を出させてもらった感じである(ただし可動ものは練習が大変!)。
    アンケートの役者評もよかったように思う。3回本番があり、練習の積み重ねができたのが大きいだろう。
    なおABバージョン合わせて80人近くの集客は予想以上、3会場全6ステージで目標の数に近づくことができた。

◆第4回公演 エレガントコープス
作・演出 近江木の実    2007年11月11日メイワンエアロホールにて上演
                        昼夜2回公演
                        (はままつ演劇・人形劇フェスティバル2007参加公演)
*お客様の声(公演後アンケートより)
*主演・あべさだおのすべて

公演を終えて
     大きなハプニングもなく無事2回の公演を終えた。 仕込みは大道具に時間がかかったが、 去年と違い照明音響は最小限のもの。
      仕込みの夜に場当たりもでき、当日朝もしっかりリハができた。心配だった消えもの関係の段取りもクリアできた。
      公演はまずまずの評判でよかったと思う。ただ観客動員がいまひとつ伸びなかった。そこが残念なところ。
      振り返ればMプラ初のウェルメイド系の芝居ということでスタートした公演。
      暗転が何度かあるが場面も変わらず大きな装置転換もない。実時間にほぼ沿った内容。シチュエーションコメディの作りで、
      人物造型やセリフ回しが勝負。役者にかなりプレッシャーがかかったと思われたが主役の「あべさだお」を中心に
      何とか練習の成果が出せたのではと思う。変なお茶飲まされたり、ファブリーズを噴霧されたり、からだをはった(?)役者にも礼を言いたい。
      さて本番だが、今回は笑いがそこそこ出ないと舞台が死んでしまう。
      昼の最初は演じる側も観る側も手さぐり状態の感じだったが、中盤以降は笑いも出て流れに乗った。
      夜の部は客の手ごたえもわかり気持ちが楽にできた。お客さんの方も乗りがよく、頻繁に笑ってくれた。
      お客さんにも感謝である(ここで笑うんだというところもあれば、ここでは笑わないんだというバラつきがあるのも面白かった、というか勉強になった)。
      微妙な間をつかんで演技に生かすというのはある程度キャリアがないと難しいと思うが若い役者たちにはいい経験になったように思う(そういえば
      みんな若い役者でした)。 絵心のあるメンバーが意外に多く、ギャラリーの鉛筆画をそれこそみんなで完成させることができたのもよかった。
      舞台セットも担当(アトリエPapa)が集大成というくらいに力をかけたもの。ギャラリーの空間を創り全体をさらに額縁で囲んで欲しいという演出の究極の
      わがままを実現した。
      ニートな世の中、プアな人々のちょっとした通い合い(手つなぎ)を一枚の絵にしてみたかったわけだが、
      私たちのこの合作(エレガントコープス)が観てくれた人に気持ちよく届いてくれたならうれしい限りである。
           近江 木の実
*STAGE REPLAY
写真提供:布施佑一郎さん・藤田明さん・アトリエPapa

◆第2回公演 カノープスの刺客

       作・演出 近江木の実      2006年5月27日(土),28日(日)劇団からっかぜアトリエにて上演
                          3回公演


      公演を終えて…
      座席数に限りがあるため3ステージとなった第2回公演。どの回も40人ほどの入場があり、合わせて120名くらいの動員となった。
      会場が市街からはずれたところにあったせいかもしれないが客の入りがもう少しあるとよかった。
      作品の評判はおおむねよく、サスペンスタッチのドラマを楽しく見ていただけたようだ。
      アミダ状の可動式パネルを装置にしたが、話の舞台となった「アミダ坂」にふさわしいセットだった。
      3人の少年役を演じた女優陣、女占い師細本カズコを演じた見野など、男女入れ替わるキャスティングも功を奏したと思われる。
      劇中メイド姿で登場した大石麻世、はたしてファンがついたのか、去ったのか・・。


◆第1回公演
 いいとしのエリー

      作・演出 近江木の実    2005年11月27日(日)メイワンエアロホールにて上演
                         昼夜2回公演

                         (はままつ演劇・人形劇フェスティバル2005参加公演)


     合わせて約150人を動員。好スタートを切った。舞台もおおむね好評。
      「人にものが言えないタイプ」アリヤ役で初舞台を踏んだ桜井定生が鮮烈デビューを果たした。

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◆第3回公演 伝説・くるみ割り人間

作・演出 近江木の実          2006年11月19日(日)メイワンエアロホールにて上演
                              昼夜2回公演

                              (はままつ演劇・人形劇フェスティバル2006参加公演)

写真提供:布施佑一郎さん・アトリエPapa
公演を終えて
      当日天気はさほどよくはなかったが、客足は意外に伸びた。
       昼は劇団員の手売りで60枚ほどいっていたので満席は予想できたが、立ち見まで出るとは思わなかった。
       総勢100名の観客で、会場内が蒸し暑くなるほどだった。
       逆に演ずる側は諸事情でゲネができず、冷や汗をかいたが、何とか無事昼公演を終えた。
       夜の部はスタッフを入れて、ちょうど席が埋まるくらいになった。
       見る側もやる側もリラックスできていた。芝居の出来も夜のほうがよかった気がする。
       初舞台の二人(マリイ役の村上、クララ役の小杉)も緊張の中、無事に2回の舞台をこなすことができた。
       本編は、カラダを奪われて声だけになった主人公くるみと彼女を助けようとする人形勇輝の物語。
       脳死移植による「犠牲」と「再生」がテーマだが、ファンタジー仕立てで映像をはじめとして演出効果に工夫を凝らした舞台、
       言葉遊びもあれば笑いもある展開であり、大方の人に満足していただけたようである。
       スタッフワークのアンケートでは衣装や選曲・音響効果が印象に残ったという意見が多かった。
       キャリアの浅い若い劇団としては規模的に背伸びをした公演だが、これをよき経験とし、前へ進みたい。         
*公演を終えて…
(舘香緒里・伊藤梨紗)
写真提供:布施佑一郎さん・アトリエPapa
劇団はだか電Qの記念すべき第一作目の作品にチャレンジしました。
◆番外公演 FLY HIGH
作・はだか電Q 演出・木の実一派  2007年6月9日(土),
                              10日(日)劇団からっかぜアトリエにて上演

                                                   4回公演
*STAGE REPLAY
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